AfterEffectsで偶然生まれた表現
今回はAfterEffectsで作成しているときに偶然うまれたモーショングラフィックスをご紹介いたします。
今回の動画
AfterEffectsだけで作られています。
この作品は偶然生まれた表現がつまった作例です。
今回はその偶然の作り方?を紹介します。
作り方の流れ
まずは普通のシェイプモーションを作ります。
次にこのシェイプにロングシャドウをつけます。
ロングシャドウはさまざまな作り方がありますが、手っ取り早いのはプラグインを購入することだと思います!
私は持っていないので、ドロップシャドウをいくつも重ねて作りました……
標準でももっといい方法があるかもしれません。
そして、シェイプモーションたちをプリコンポーズした後、複製して1フレームだけずらします。
疑似的なモーションブラーのような表現が可能です。
下のレイヤーには色合いエフェクトを追加し、色を変更しています。
背景のコンポにも同じようにロングシャドウを追加しています。
さらに新規コンポに背景とモーションのコンポをまとめた後、モーションのレイヤーにエコーというエフェクトを追加します。
設定は初期設定のままです。
このエフェクトはエコーの数だけ、レイヤーに残像を追加するエフェクトです。
エコー演算子を変更することで、残像の合成モードを変更することが出来ます。
今回は「追加」でしたが、それ以外の演算子に変更しても面白い表現になります。
今回の紹介は以上です。
意外と簡単なことで、予想外な表現が生まれることがあります。
AEには本当に多くのエフェクトが存在します。
使ったことのないエフェクトを試しに使ってみると、良いエフェクトと出会えるかもしれません。