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リピーターを使ったモーショングラフィックスの作り方

モーショングラフィックス

現代アートチックの動画って素敵ですね!
最近私がハマっている表現を詰め込んだような作品です。
画面中央にある泡のようなものはCinema4Dで、その他はすべてAfterEffectsで作成されています。

今回の動画

https://www.instagram.com/p/BmdraYMgN2R/?utm_source=ig_embed

リピーターを使ったアニメーションを作る

この作品で印象的なのは、中央の泡と、大量の細い線のグラフィックスだと思います。
こういったアニメーションを手作業で作るのはほぼ不可能ですので、便利なリピーターを使います。

1.新規シェイプレイヤーにパスや長方形を使って細長い線を作ります。

2.リピーターを追加します。

3.「コピー数」にキーフレームを打ち、アニメーションさせます。

4.リピーターのトランスフォームから、「位置」のx座標をかなり小さくします(3~8など)。y座標は0にします。

5.リピーターのトランスフォームから、「回転」にキーフレームを打ち、アニメーションさせます。

これだけでこの作品のようなモーショングラフィックスを作ることが出来ます!

リピーターのコピー数を増やして、回転やスケール、位置などを調整すると、予想外の面白い形が出来上がったりします。

こちらはリピーターのアニメーションと波形ワープミラーというディストーションエフェクトを使っています。
リピーターのアニメーションはただ、リピーターのトランスフォーム位置のy座標を小さくしていくというシンプルなものです。

波形ワープでさらに線を複雑にしています。
波形の種類のノイズは非常に使い勝手が良いので、頻繁に使います!

ミラーはその名の通り、鏡のようにレイヤーを複製します。
同じ動きをしているレイヤーを反転させて複製したい場合にとても有用です。
これらの方法で、簡単に画面内の密度を上げられるので大変オススメです!

もちろんこれだけでは寂しくなりますので、他のモーショングラフィックスと組み合わせて適切に使いましょう!
また、この方法はシェイプであれば線だけでなく何でも増やして変形させることが出来ます。
エフェクトもミラーだけでなく、以前紹介したCC Kaleidaなども非常に効果的です。
リピーターとエフェクトを組み合わせて新しい表現を開拓してみてください!

今回の紹介は以上です!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

Kazutoshi Hase
Kazutoshi HaseRABBIT CREATIVE, inc. CEO
大学在学中に動画制作を始める。外資系製薬会社でセールス・マーケティングを学んだ後、Love it(大好き)こそが、Creative(価値を生む)という信念を持って、RABBIT CREATIVE, inc. を創業。「人生を変える可能性を、世界へ届ける」というミッションを掲げ、強くて優しい仲間とともに、日本一の動画マーケティング企業を目指している。

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