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2019年トレンド動画マーケティングの成功事例7個

動画マーケティング
成功という文字を書いている

動画マーケティングという言葉が有名になってきましたが、動画って本当に効果があるのでしょうか?動画マーケティングを使って成功した事例は多々あります。今回はその事例紹介と成功するための動画マーケティングのコツをお教えします。

1.まず動画マーケティングって?

動画マーケティングとは簡単にいうと動画を使用し、マーケティング活動を行っていくということです。それだけではそのままなので動画マーケティングについてもっと知りたい、活用をしたい!と思われる方はまず「マーケティングとはどういう意味?【10分でわかる入門編】」をご覧ください。

2.動画マーケティング成功事例7選

2-1. 動画マーケティング事例①VAIO(ノートパソコン)

一つ目はVAIOのノートパソコンのCMです。VAIOの個人向けオンライン販売のメインはソニーストアなので、まずはVAIOのサイトに集客し、そこからソニーストアに送客し販売に繋げるという二段階が必要です。両方の連携プロモー ションを行うために使用したのが以下の動画です。もうVAIOでは見ることができなくなっていますがビジネスマンに焦点をあて、ビジネスマンが必要とする機能を存分に説明しています。

ターゲット:30~40代の男性向け
使用場所 :Facebook中心
結果   :ターゲット層に300万リーチ30~40代の男性向け(全体は480万リーチ)
TVCMとの比較では約2倍の効率でリーチが可能となった。また、過去のテレビCM中心のキャンペーンと比較して、キャンペーン全体での集客単価を30%削減しました。

2-2. 動画マーケティング事例②グリコアーモンドピーク(お菓子)

お笑い芸人であるロバートの秋山竜次さんを起用したCMで話題を呼んだのが、グリコ「アーモンドピーク」の動画広告です。このCMでは、小さなズボラな行為を「マイクロズボラ」と呼び、秋山さんが熱唱しているという内容。最終的にはマイクロズボラとアーモンドピークが「レディーのライフハック」だという締めくくりで終わっています。

ターゲット:20~40代女性
使用場所 :YouTube
結果   :2017年下半期の視聴回数:1,948,626
直接購入にいたったのかはこのデータだけではわかりませんが、話題になったことによりアーモンドピークの認知度は上昇しました。

2-3. 動画マーケティング事例③日清カップヌードル(カップヌードル)

こちらは日清カップヌードルのCM。日本の若者にとって、日本は、マイナス面の感情が多く国に住みづらいと考えている方も多いでしょう。しかし、海外からは日本は楽しくて面白みがある、ユニークでエキサイティングな国だと思われる事が多いと考えています。改めて、国内の若者に対して日本の楽しさ、面白さを知って欲しいという意味合いでCMを作成しました。

ターゲット:若者向け
使用場所 :“SAMURAI-K”CM(錦織圭さん)はTVCMとYouTubeやFacebook、“SAMURAI in BRAZIL” はTVではほとんど放送されずYouTubeやFacebookのみ。
結果   :“SAMURAI-K”CMのYouTubeやFacebookでの再生回数は、2015年1月末現在、200万回ほど。一方で、2014年の6月から公開しているCM、“SAMURAI in BRAZIL” は、再生回数が1,000万回を突破しています。TVで見られないものはネットで検索して閲覧されるので、再生回数が多くなる傾向にあるようです。結果的にYouTubeの再生回数の65%くらいは海外からのものでした(アメリカ、台湾、ブラジル)。

2-4. 動画マーケティング事例④TUTAYA(動画配信サービス)

今度はTUTAYAの新サービス「TSUTAYA DISCAS」「TSUTAYA TV」についてのwebCMです。DVDケースを使用してまるでCGのような動きを作り出しています。

ターゲット:動画配信サービスを利用して見ようと検討中の方、見ているが不満がある方
使用場所 :YouTube TureView広告
結果   :2017年3月28日より配信を開始したYouTube TureView広告では、配信1ヶ月を通じて平均完全視聴率30.3%を記録、動画の累計再生回数は87万回を突破いたしました。またパートナー企業の株式会社オムニバスが提供するVISM(動画コンテンツを流通させるためのコンテンツマーケットプレイスサービス)を活用し、記事広告を通じた二次的拡散にも成功をしています。

3-5. 動画マーケティング事例⑤Honda(自動車)

こちらは他の広告と組み合わせたタイプ。ONE OK ROCKの歌に合わせ、Hondaとコラボしました。公開される前に6月16日に東京のSHIBUYA109に「#10969GVP」という屋外広告が張り出され、ONE OK ROCKとHondaが公式SNSアカウントにこのハッシュタグ付きで、この屋外広告の画像を投稿。各投稿には様々なリアクションが集まり、ONE OK ROCKとHondaのコラボレーションCMがあることを予告していました。
7月末に公開された動画広告では、ONE OK ROCKと庵野監督が、7月27日にHondaが発表した新モデル「NEW CIVIC」を運転し、「Go, Vantage Point. 自分を、もっともっと連れ出すんだ。」というメッセージを伝えています。

https://www.youtube.com/watch?v=Yx3ehNB2tfs

ターゲット:20~40代男性
使用場所 :YouTube
結果   :2017年下半期の視聴回数:5,867,425
明確には関連性データなし。ただ、CIVICは、世界で累計約2,400万台を販売し、Hondaを代表するグローバルモデルとなっています。

3-6. 動画マーケティング事例⑥Panasonic NI-FS350(スチームアイロン)

https://youtu.be/KlU30sJcn0A

ターゲット:20~30代の男性向け
使用場所 :Youtube中心
結果   :明確な関連性はありませんが、このスチーマーは、TVCMの予算が確保できない中、幅広い年代の男性からも支持され、発売からこれまでに約30万台を売り上げています。

3-7. 動画マーケティング事例⑦ライザップ(ジム・トレーナー)

ライザップのCMは動画広告もそうですが、TVCMでも流れることが多いです。
この動画では9.7キロの減量に成功した井上和香の衝撃的なビフォー&アフター姿が公開された。“はみ肉”が目立つお腹を見せ恥ずかしそうにしていた井上は、ライザップ挑戦で引き締まった美ボディに変身。自信がなさそうな人から変化していることにより私もこうなれるかも!と意識しやすくなります。

ターゲット:40~50代の男性,女性向け
使用場所 :TVCM中心,WebCM
結果   :直接的結果ではないが、7期連続増収の1,724億400万円(前年同期比73.9%増)、営業損益は57億9,900万円の赤字(前年同期は80億8,200万円の黒字)

3.事例から見る動画マーケティングで成功するコツ

お金の山から若葉が芽吹いている

それでは動画マーケティングで成功するコツって何があるのでしょうか?マーケティングに動画を組み合わせるときも、ただ動画を組み合わせるだけではだめなんです。ここでは何に気をつけるべきかを紹介していきます。ぜひ、マーケティングと動画の特性を理解してから活用してくださいね。

3-1.コツ①設計段階を一番大切にする

設計図を書いている

動画が文章と大きく違うところは後戻りができない、たとえする場合があっても時間とお金がかかるということです。文章だと誤字を直すのであればサイトにアクセスし、裏側から修正を行えばすぐに終わります。しかし、動画になると誤字だった部分の文字がアニメーションだったりした場合修正には時間もかかりますし、やり直す分のお金も支払う必要があります。そのため、最初の設計段階をおろそかにせず固めてください。

3-2.コツ②目的を明確にする

2020年の目標を木版に書いている

「この動画は何のためにあるか」という目的をはっきりさせておくことが必要になります。
マーケティングでは認知・共感・購入・・・など様々なフェーズがあり、すべての目的を同じ動画内容でカバーすることはできません。伝えたいメッセージがぶれてしまうからです。そのため、動画を制作する際には「何のための動画なのか」を明確にして動画制作を行ってください。

3-3.コツ③動画マーケティングが自分がしたいことにあっているかチェックする

チェック項目にチェックをつけている

動画マーケティングにも様々な種類があります。

・動画配信サイト(YouTubeやイチナナ)
・SNS(Twitter,Facebook,IGTV)
・企業webサイト
・広告(バナー広告、Youtube、SNS)

動画マーケティングを行う場合、自分たちでアカウントをつくって配信する方法と広告として動画をつくる2パターンあります。また、ターゲティングによってどのSNSを使うのかも変わってきます。目的に合った種類を選択してくださいね。

3-4.コツ④効果測定をきちんと行い、PCDAを回す

男性がアイパッドを使ってグラフで数値を見ている

動画をただ作成しただけでは動画マーケティングとは言えません。マーケティング戦略に組み込む形で動画を使うことによって、動画マーケティングは成立します。そのため、先に目的を決めた際に何を指標とするかを考え、効果測定のためのデータをためてください。その効果検証をした上でPDCAを回すことにより、マーケティングと動画の効果はあがっていくでしょう

3-5.コツ⑤他広告との連携性を考える

チェスの駒でほかの駒との連携を表している

動画広告に限らずこれからの広告戦略に必要なものは一つだけではなく他の媒体と連動するような広告を打つということでしょう。
最近多いのは一方向向けの媒体でキャンペーンをうち、使うのは別の双方向媒体など。また、どちらも双方向SNSで参加者に参加してもらう方法が多いです。


CM  →  twitterやYouTube
TikTok ⇔ TwitterやInstagram


ここで重要なのは連動性です。Facebookを使用している層とTikTokを使用している層はいる場合もありますが使用者の年齢層などが違う場合もあるので連動性を狙えません。自社のターゲット層に応じた連携をとっていきましょう。

マーケティング戦略とは?プランを立てるまでの4ステップ

4.マーケティング事例のまとめ

マーケティングの事例に関してご紹介しましたがいかがだったでしょうか。途中でもお話しましたが、まだ動画マーケティングの事例はとても少ないです。
今後は効果検証を明確にできるような体制づくりも今後考えていく必要があります。

マーケティング戦略を考えてみたけれどわからない。という場合にはぜひラビットクリエイティブに相談してみてください。

この記事を書いた人

Kazutoshi Hase
Kazutoshi HaseRABBIT CREATIVE, inc. CEO
大学在学中に動画制作を始める。外資系製薬会社でセールス・マーケティングを学んだ後、Love it(大好き)こそが、Creative(価値を生む)という信念を持って、RABBIT CREATIVE, inc. を創業。「人生を変える可能性を、世界へ届ける」というミッションを掲げ、強くて優しい仲間とともに、日本一の動画マーケティング企業を目指している。

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