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強みを打ち出せ!観光業界の採用動画7選!

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東京オリンピックを間近に控え、盛り上がりを見せる観光業界。

業界が盛り上がれば当然人材の需要も増え、採用市場では争奪戦がすでに激化しているそう。しかし、学生目線でいえばそこまで外泊経験も少ない中からこそ、どこがいい企業なのか判断できる材料がありません。

だからこそ動画をつかってのブランディング競争が始まっています。どのように自社の強みを表現しているのか、さっそく動画をご紹介していきましょう!

インデックス

  1. 有馬グランドホテル・中の坊瑞苑
  2. 古名屋ホテルグループ
  3. JAL HOTELS ホテル日航成田
  4. 親湯温泉
  5. ヒルトン東京
  6. Plan・Do・See
  7. 当間高原リゾート
  8. 今回のまとめ

※画面クリックで動画が見れます!

①有馬グランドホテル・中の坊瑞苑

「動画だから伝わる等身大の現場」

ホテルの「おもてなし」と一言にいっても、職種・サービスは多様です。こちらの動画は、各職場から一人ひとりが仕事内容ややりがいなどを語ることで職種理解を高めるつくり。また全体的に若手を起用しているのも、学生が近い将来を投影しやすいといった観点が考えられます(最後のメッセージは若手以外で安心感)。そして、答える社員の笑顔も印象的で、ただ仕事内容を伝えるだけでなく、後半のインタビューを含め職場環境や人間関係といった社風を伝えることにもつながっています。トラベル会社が発表する「お客様満足度」の多数受賞歴があるようですが、社員たちの充実感も感じさせる動画ですね。

②古名屋ホテルグループ

「ウェディングが差別化のカギに」

古名屋ホテルは、創業100年を超える地元に愛される地域密着型の企業です。宿泊という「旅行者」ではなく、ウェディング事業を前面に打ち出したり、インタビューシーンの台詞などから「地元密着の魅力」をうまく伝えています。晴れやかな門出を演出する仕事といったやりがいでホテル業のなかで差別化を図れるとともに、「ウェディング業界に興味のある学生」や「女性」といったターゲットにも効果的に訴求できる動画になっていますね。

③JAL HOTELS ホテル日航成田

「自社コンセプトを巧みに演出」

各種サービスホールや仕事風景をテンポよく伝え、多様なサービス・働き方があることを伝えています。ホテル日航成田は名前のとおり「成田空港」に近く、利用者の多くはここで宿泊し、旅や仕事への窓口となる場所といえるでしょう。「旅・仕事・冒険。始まりを支えるのが私たちの仕事です。」というコピーが自社らしさを物語っています。また、テンポよさや軽快なBGMは、なにかが始まっていくような高揚感を表現した演出ですね。企業価値をしっかり動画に落とし込んでいることが感じられます。

④親湯温泉

「教育体制を伝えるって、こういうことか!」

ホテルの接客といえば、マナーや礼節など上質なものを思い浮かべます。ホテル業界を志す学生にとってはその姿は憧れでもあり、反面「私にもできるのか」という不安でもあることでしょう。そんな学生の不安を払拭し、憧れの姿になれる環境があること伝える動画になっています。過去に倒産寸前から数年で年間稼働率9割を達成した背景にあったのが、ブランド戦略のようです。そして、ブランドを創りあげてきたのが「人」であると語るように、教育や自社ブランディングが行き届いた様子で、「人を大切にしている」企業を感じさせてくれますね。

⑤ヒルトン東京

「ブランド力がなせる削ぎ落し」

インタビューも文字も、一切使わない構成になっています。仕事風景だけが流れる動画は、世界中で103の国と地域に、5,100軒を超える施設を展開している「ヒルトン」ブランドがあってのもの。ネームバリューに惹かれる学生も数多く存在し、スタイリッシュな動画に仕上げることで、企業ブランドやトレンドに興味を抱く学生にとっては効果的な見せ方でしょう。また、一流ホテルの研ぎ澄まされたサービスの一面ではなく、笑顔や充実した表情を多く見せることで、良好な人間関係ややりがいのある環境といった側面も感じさせていますね。

⑥Plan・Do・See

「採用に関係ないようで、関係のあるQ&A」

採用HPには3者のインタビューがそれぞれ載せられていますが、「好きな食べ物」「好きなタイプ」など8割は仕事とは関係ないQ&Aに答えています。プロフィールに書くだけで済みそうなことですが、動画でのインタビューでは話し方や表情で人柄などが伝わってきます。離職の大きな要因の一つに「人間関係」があるように、企業の判断基準としてそこで働く人は大きいです。人柄を伝えることで、この人たちと一緒に働きたいといった動機形成にもなることでしょう。また自社採用HPもしっかりと作りこまれており、人材獲得に力を入れているのが感じ取れます。

⑦当間高原リゾート

「笑いの裏には、計算された自社分析」

こちら、他の採用動画とは一線を画すようなコメディタッチな構成です。ホテルでは所在地・観光地もアピールポイントにつながりますが、「あてま」は一般的になじみの薄い場所(動画内でも自虐的に言っていますね)。他との差別化がしにくい分、起承転結を用いて、前半でフリをつくることで後半のアピールポイントを際立たせています。お客様へのサービスが基本にあるホテル業界ですが、こちらの動画は「自分が楽しみたい」「自分が居心地のいい場所にいたい」といった人物に好まれるようなつくり社風に「家族のような関係性」があるように、求める人材にもつながっているようですね。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか? 同じ業界といっても、企業ごとに個性のある動画で自社の魅力を伝えていたと感じられませんでしたか?ホテル業界は、人材が自社の「おもてなし」や企業価値に直結する部分でもあり、経営課題として人材獲得に力を入れている企業が多いことでしょう。どの企業にとっても「ヒト」は大事な経営資源です。強みの打ち出し方や表現方法といった魅力的に人材獲得を行う参考にしてみてください。そしてターゲット学生の心をつかむ企画を積極的に発信し、ぜひ採用活動を成功させていきましょう。

この記事を書いた人

さわやん
さわやんWEBディレクター/WEBデザイナー/イラストレーター/動画エディター
漫画家からWEBデザイナーへ転身。一児の父。
趣味:釣り

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