【2020年版】飲食業界の採用動画3選【part1】
飲食業界の課題をご存知ですか。
外食産業の市場規模は約25兆円といわれ、外食は現代人のライフスタイルに欠かせないもの。街を見渡せば至るところに飲食店があるのは、ありがたいものです。しかし、実は人口減少による市場規模の縮小など課題も多いのも事実。
そして飲食業界で慢性的に悩んでいるのが、“人材”なのです。学生自身、飲食店でのアルバイト経験者も多いはずなのですが、「社会人になってからの仕事」として目を向ける学生は多くはありません。
そこで大事になってくるのが、「企業・仕事としての魅力」をどう伝えていくのか。飲食業といえば、誰もが見たことのある仕事。そして「飲食を提供し、お客様を満足させる」といった根幹が一緒なので差別化が難しい仕事でもあります。とはいえ、実際はアルバイトでは経験できない奥深い仕事や、企業として千差万別の魅力があるのですが、言葉だけで伝えるのは難しいもの…。
そこでプロモーション方法として動画を選択する選ぶ企業が増えているんです!
今回はそんな飲食業界の中でも我々が”業あり!!”と感じた採用動画を6つ、ご紹介していきます。
インデックス
※画面をクリックすれば、動画が見れます!
益正グループ
益正グループは、店舗運営をはじめ食の総合プロデュース企業です。
こちらの動画コンセプトは、「BREAK TROUGH」。
ガラスの壁を打ち破るような演出で体現しています。
飲食業といえば、笑顔などを主軸に爽やかな見せ方をする企業が一般的ですが、この動画は新しい価値を生み出していこうとするベンチャー企業のような見せ方。
積極的な人物や「創造型」といった人物に響きそうですよね?
益正グループは、斬新なアイデアで新サービスや店舗運営を行っていたり、プライベートブランドの商品企画を打ち出したりと、食に新しい価値を提供していこうとしている企業のようです。
まさに社風を体現し、「求める人物」に響かせようとした狙いがあって、しっかりコンセプトまで作りこまれた動画なのです!
すかいらーくグループ
すかいらーくグループは、ガストやバーミヤンなど誰もが一度は訪れたことのあるファーミリーレストランチェーンで知られる外食産業の大手企業。
どのようなサービスや食事を提供しているのか想像つくかと思いますが、動画では一切触れていないのが特徴。
動画内で伝えられている内容は、一言でいえば大手として魅力。
この動画では、高い収益を生み出す店舗経営だったり、企業として多様な職種がありキャリアの選択肢が豊富なことだったり、大手企業としての規模感を学生たちに伝えることに繋がっています。
動画表現も、モーショングラフィックスや落ち着いたナレーションで品位が感じられる演出で大手企業というブランドを醸し出していますね。
株式会社マリノ
株式会社マリノは、名古屋に拠点を置くイタリアンレストランチェーン。
軽快な音楽と「恋愛」をテーマにした動画は、イタリアというイメージにピッタリの印象。
また動画全体を見ても、THE飲食業という見せ方をし、「食事やサービスでお客様を笑顔にしていく」という飲食業の基本・在り方を表現しています。
飲食業という仕事内容とは違う側面で魅力を伝え、他業種や外食業界に興味のなかった人材を確保し、母集団形成を行うのも一つの手です。
しかし、こちらはすでに飲食業などに興味を持っている人材にドストレートに刺さるように作られています。顕在層を取りこぼさないというのも母集団形成では欠かせない一手です。
最後に
いかがでしたか。
身近で誰もがイメージできる飲食の仕事と思いきや、違った側面で魅力を伝えたり、ドストレートに伝えたりと、一言に「飲食業界」といっても様々な動画がありますよね。
しかし、どの企業も、自社の在り方や求める人材をしっかり分析した訴求だと感じました。
前半(part1)として3選をご紹介しましたが、また【part2】として飲食業界の採用動画を、新たに3選をご紹介します。
テイストの違った動画がまだ他にもありますので、お楽しみに。