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【採用者向けインタビュー後編】ターゲット層にアプローチする方法とは?

その他

大亀氏の採用者向けインタビュー企画、後編です。
今回は「ターゲット層にアプローチする方法」について、引き続き大亀氏にお伺いしました。

大亀雄平 

大阪市立大学在学中に、株式会社ビーウェルを創業。大学生などの若者たちが「社会で活躍する力を得る環境」を提供するフリースペースカフェを運営する他、国内外5社の取締役を務めている。現在まで関西圏の大学生(約20,000人)と関わりながら、大企業からスタートアップに至るまで、人事戦略・経営戦略の構築を通して、その急成長を支えてきた。

インタビュー動画(9分)

それではさっそくインタビュー動画をどうぞ!
聞き手:株式会社ラビットクリエイティブ CEO 長谷和俊

■前半はコチラから■


動画を見れる環境にない、という方のために動画の内容を記事にしました。

インデックス

  1. どうやって接点を持てばいいのか?
  2. 採用に不正解はない。が、正解は努力した先にある
  3. 採用を成功させる人事の特徴とは?
  4. 採用における効果的なプロモーションツールについて
  5. 何を伝えていくべき?
  6. まとめ

どうやって接点を持てばいいのか?

大多数の中に埋もれないこと

俗にいうナビなどのメディアを活用し合同説明会に行き、母集団形成をするというのも手ではある。ただ、そのフローに乗ってやっているから、別に売りもなければ採りたいセグメントもごっちゃになってしまう。学生からしたら1つの企業なので、その手法が変わらないと全部一緒に見えてしまうのが現状である。

たとえば、野球大会を主催するのも手である

ある企業は、欲しい人物像がいたときに、合同説明会や会社説明会をする前の段階で、求める人物たちと会えるようなイベントを開催したりしている。例えば、これが正解かどうかはわからないが、野球部のバリバリの子が欲しいのだったら自分たちで野球大会を主催してみて、接触を増やしたりとかも手かもしれない。

ひとつ大きなパイプをつくれば、そこから広がる

いろんな求人メディアに何百万払うのであれば、自ら100万円で主催して、いろんな学校に声を掛けて、イベントなどをやったりするのも効果的だ。そこから接点ができれば、自分たちの欲しいセグメントのまわりには同じような学生はいるだろう。そういうところからどんどん自分たちの母集団を作っていくようにやっているケースもある。

「採用は広告と一緒」その手法が、自社の求める人物に届いているのか

別にナビで採れていればいい。ナビで採れていないのだったら、もしかしたら自分たちの会社にあっていないメディアなので、違う手法を考えなければいけない。それは広告の考え方と全く一緒で、合うか合わないかというのは絶対あるので、その予算を次に別の形にどうやってしていくかである。

数を打てば当たるではなく、狙いを絞ることで大きな当たりを狙う

ある企業はターゲットを絞り、この大学のこの理系を採りたいと絞れば、不特定多数の応募広告を全部取っ払い、1つの大学だけにプロモーションとかブランディングを積極的に始め、そこの学生といろいろパイプを持つようにして採用している。ターゲットを絞るから、明確に戦略もたてられる。大きな予算を1つに投下しながら、採用するまで試行錯誤して学生と触れ合うということをやれる。

採用に不正解はない。が、正解は努力した先にある

自分たちに合うという確信はどこで得るのか?

それは内定承諾をしてくれるかどうか。実際話しをしてみて、うちに興味を持ってくれるとか企業説明に来てくれるとか、そういうのが大事。結局、採用って手間暇かけるものである。

もしかしたら、それはラクをしているだけかもしれない

いろんなメディアに出せば、応募が来るというのはラクではある。お金を出せばそれは応募が来る。応募が来たように見える。それも別に悪くはない。大人数を採用しないといけないとか、効率よくするためにとか、ある程度の母集団形成がいるためにその選択する分には僕も不正解とは思っていない。

人事は何をすべきか?努力すべきである

例えば5人新卒採用したい企業が、大きなものに何かに頼ってやるより、自分たちで大学を回って声かけるべき。5人の採用だったら、365日あれば5人の学生と出会って内定を取り、会社のことを話し込めるところまでできると思う。じゃあそれを何かに頼ろうとしたり、来ないんだよねと言っているのは努力してない。

採用を成功させる人事の特徴とは?

話し上手より、聞き出し上手

自分のことを話す前に、引き出すのが上手い。つまり、人事あるあるでいうと自分たちの会社のこととか魅力とかを話したがるけど、人間関係でも一緒で、別に自分の自慢話とか自分はどういうところがいけているよって、自ら話すものではなく、気付いてもらったほうが1番しっくりくる。

学生と真剣に向き合っている

あなたはどういうところがあるとか、あなたの本当のキャリアとか社会人プランを真剣になって考えてくれる人事がいたら、すごく相談もしやすいし本音で喋れる。最終的に、やっぱり自分のことを理解してくれていた人ってこの人なのかなって思えるように。興味がなかったらもういいとか、全然業種が違うから合わないとか、人と人との出会いの理論でいうと、絶対間違っている。合うか合わないかっていうのは、お互いのことを理解し合わないと絶対それがマッチングするかどうかなんて分からない。そういう意味でいうと、インターネットなどのメディアとかにも限界値が僕はあると思っているので、ほんとの人事っていうのはそういう向き合いをキッチリやれている。

営業でも、きっと成功するような人物

人事に1番向いていると思うのはトップ営業マン。採用は、営業と一緒。売りたい商品を売るのではなく、採用でいえば自分たちの会社を自慢するのではなく、まずその人には課題が絶対あって、その人のやりたいビジョンがあって、解決方法が欲しいのである。だから、課題解決をしてくれると思ったから発注する。その原理と一緒で、採用もどういう人生を歩みたくて、どういうキャリアになりたくて、どういう課題があってというのを解決してくれた人に身を委ねたりとか、お願いしたいなと思う。だから採用で1番いい、的確なのはトップ営業マン。わかりやすく言うと人の気持ちを理解できて、人の気持ちを噛み砕いて、自分のことではなくてその人目線で何か話しができ、次なる提示をしてくれる人に、人は魅力を感じるのだ。

採用における効果的なプロモーションツールについて

本人目線で仕事の中に入り込める動画

会議室で話しかけられたり、営業に同行して一緒に行ったり、営業資料は何持っていったらいいかわかる?とか。一緒に歩きながら、その子の目線で上司をずっと撮っている。私って入社したらこんな感じで仕事をして、こんな上司がいてこんな風な1日のフローなのだと分かる。営業を断られることもあるし成功した喜びもあるし、発表会とか表彰式とか、こういう制度があるっていうのを実際その子目線で見られるっていうもの。

メリットはどこにあるのか?

それだと働いてみたら、なんか変な職場だったなというギャップは少ない。企業はその採用フローの中で職種紹介動画を入れていれば、いろんな壁にぶつかった瞬間とかで止めて、「この子は今からどういう風にして課題解決したらいいと思いますか」というワークとかも始められる。

いい部分も悪い部分もリアルに伝えることが大事

学生も選択が多くある中でそこまでリアルに見られるってことがいいも悪いもすごく会社が透明に見える。ガラス越しで見えた世界がしっくりきやすくなる。当たり前だけど採用の話はいい話ばっかりで、悪い話はしにくいもの。実際どういう風な職場でどういう風に働いてというものが、リアルに見えやすいほうがフロー的にはよかったとか、選択しやすい1つになりやすい。

何を伝えていくべき?

 繕った話では、きっと響かない

採用プロモーション動画という観点では、今はどちらかというとフローにフォーカスしているので、より学生の目線に近い新卒2年目とか3年目とかのリアルな声を学生からしたら聞きたいかもしれない。
ただ繕った話はいらないと思う。多分繕った話をみんなが採用動画で出していくと、基本みんないい話になってしまう。

ブラックな部分を見られている

基本的に見て、いいこと全部喋っている。だから新卒のみならず採用業界の流行りって、ネガティブをどこかで知りたいとか、どこに黒歴史があるのかとか、実際働いている人の生の声知れるものを案外みんなは見がちの傾向にある。

ネガティブ要素を超える魅力を伝えていく

でも実際は、いろんな会社に少なからず黒歴史もあり、ダメなところもあると思う。そんなにパーフェクトな会社なんてないのだから。結局それを見てしまっている時代もあんまり好きじゃない。それを越える、経営者の想いとかビジョンとかやりがいとか、絶対こっちの魅力のほうが超えているものがあって、こっちをどう伝えるかというのが今からの採用、動画のみならず採用プロモーションでは課題なのだろう、と。

「肌で感じる」という一番のアプローチ

企業情報ってほぼニアリー。規模とかはあるかもしれない、だけどほぼやっていることは商社だろうが人材業界だろうが、ほとんど一緒だと思う。そこを超えてくるものってなんなのか?というところを、表現できるツールがあると理想的だ。それを一瞬で情報として手に入れるものは、まだ答えはないような気がする。だからこそ、インターンや実際話してみるとか、そうやって触れ合って感じるものであると思う。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。常に現場に入っている大亀氏だからこその言葉の数々だったように思います。次回のインタビュー動画は採用コンサルタントの上田氏をお呼びしています。こうご期待!

今回、取材にご協力いただいた会場

ALPSCHOOL (アルプスクール)とは、大学生などの若者たちが無料で利用していただけるフリースペースカフェです。​ 多くのスポンサー企業にご協力をいただいており、 若者たちと社会をつなげる仕組みも満載です。 ​
刺激的な学生や社会人、企業と出会いたい人は是非ご利用ください。「社会で活躍する力を得る」機会と環境、学生に必要な教育・成長環境を追及しております。

この記事を書いた人

さわやん
さわやんWEBディレクター/WEBデザイナー/イラストレーター/動画エディター
漫画家からWEBデザイナーへ転身。一児の父。
趣味:釣り

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